将来的にはフリーランスのエンジニアとして働きたいと考えている場合、どのくらいの実務経験のキャリアを積んでいればフリーとして活躍できるのかは気になるところです。
そもそも、実務経験があると無いとではどのような違いがあるのでしょうか。
フリーランスエンジニアでも実務経験が無い場合には単価の安い案件しか受注することができません。
どんなに働いても収入は伸びず、かなり効率の悪いフリーランスになってしまいます。
安い案件しか受注できない理由はいくつかありますが、最も大きな理由はスキルがどのくらいあるのかを判断する材料がないからです。
プログラミング言語の習得などは独学でもある程度は可能ですが、その言語を使ってどんな仕事をどのくらいしたことがあるのかがわからないと、スキルとしての判断がしにくくなります。
企業が案件をフリーランスエンジニアに依頼しようと思う場合、高度なスキルや知識に加えて経験を持つ人に任せたいと思うのは自然なことです。
加えて、仕事をする上ではプログラミングスキル以外にも営業や交渉といったコミュニケーションスキルや臨機応変に動ける対応力などが求められます。
実務経験があればあるほど対応力は高いと言えますし、いろいろな分野で仕事をした経験があればコミュニケーションスキルも高いと言えるでしょう。
そのため、実務経験はコミュニケーションスキルや対応力を測る判断材料にもなります。
単価の高い案件を安定して受注するためには5年以上の実務経験があった方が良いでしょう。